[レポート]8/31 ななつぼし神社
女子大生の原田さんが、木下さんの「お祓い」のとくいをひきだし、とくいの銀行が一日だけ神社になりました。
木下さんは神主さんでもあり美術作家でもある方で、YCAM10周年企画のエコアートビレッジの展示にも出展されている方です。7月の終わりにふらりとやってきた女子大生の原田さんにお祓いをひきだされました。原田さんは、韓国に短期留学をしていたこともあり、一ヶ月間の準備や、台風の危機を乗り越えて無事開催に到りました。
はじまる前のななつぼし神社。当日ぎりぎりまで大きな鳥居をはじめさまざまな準備をたくさんの人たちとともにすすめていきました。
原田さんの厄除のおこぼれにあずかるため笑たくさんの方が神社にきてくれました。
今回巫女の大任をあずかったまりかちゃん。衣装はなんと大谷みつこさんの手作り!
神棚。木下さんのはからいで子ども銀行員(おもにまりかちゃん)がつくった御神輿に神様に降りてもらうようお祈りしてもらいます。
原田英莉厄除開運祈願祭がはじまります。神主の木下さん。この日はるばる福岡からいらしてくださいました。
玉串をお清め。この後降神の儀をおこない、神様に神輿に降りてもらいます。
YCAMスタッフでスタジオイマイチの大脇さんによる琵琶演奏の奉納。
「弦楽器弾けます」をあずけた吉田さんによるバンジョーの演奏。銀行の大家さんだったりします。
きごし君は自分でつくったコマ撮りアニメK.M(キゴシムービー)を奉納。
神様に見てもらっています。
キゴシムービーはこちら。
神輿行幸の合図にycamスタッフ澤田さんによるそくてんの儀。
体操をずっとやっていた澤田さん。なぜ今回そくてんをやることになったかというと
前にひきだされたのを寝坊してすっぽかしてしまったリベンジでもあるのです!
祈願祭が終わったあとはおみくじで運勢を占えます。20種類ものななつぼし神社おみくじ。中には変わったタイプの運勢も。
おみくじ。どの番号のおみくじをとってもいい特別な棒をひいたようです。
原田さん1人のための神社をつくることと、パフォーマンスの舞台も自分たちのためではなく神様に向けておこなうことの、対象への方向性というか、場のなりたち方がなんだか近いなあと感じました。他にもこれまで銀行に関わってくれた人がたくさん準備を手伝ってくれたり、商店街を神輿をかついで行幸できたりと、8月最後のひきだしイベントであり、10周年記念祭一期の(ほぼ)最後を飾るにふさわしい企画となりました。