おしらせ

[レポート]8/21 官能小説ナイト

東京の美術大学の学生の大柿さんがあずけてくれた「女子アナの声で官能小説を読みます」を集団 歩行訓練代表の谷さんがひきだして企画された官能小説ナイト。

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谷さんと頭取で5冊の官能小説をセレクトし、その中の一節を大柿さんに読んでもらうという形式でお送りしました。大柿さんは声だけの出演。

銀行はあずけた人と引きだした人の固有の公共空間を一時的に場にインストールしつづけるという、刹那的な作業の連続ともとれそうな活動ですが、たとえば社会からはみでたそれぞれの特性が公共性を獲得するということは、終わりのない戦いである気もします。
今回の銀行の趣旨が、ばかばかしくもスマートな形であらわれたのがこの「官能小説ナイト」というイベントのように思います。
単に鑑賞する観客というものはおらず、谷さんと大柿さん、二人のためだけのコミュニケーションを成立させるための場を参加者が支えているという構図になっていて、そこに不思議な緊張感と世界観が生むことができました。

といっても内容自体は本当にくだらなくて、みなさん笑いをこらえるのに必死だったんですが。

最後は蛍の光とともに大柿セレクトのエロ名言でお別れ。